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診察時の不安
40代 女性 利用開始月:2021年9月~ 訪問ペース:2日/週
訪問看護を開始した経緯を教えてください
退院した後に、生活リズムや服薬が不規則にならないようにと、主治医の先生と担当の精神保健福祉士さんが訪問看護を利用した方が良いのではと提案してくれました。
始める前に不安なことなどありましたか
正直あまり必要ないと思っていました。自分の予定も組みにくくなるのかなという心配や主治医の先生に色々筒抜けになったら嫌だなという気持ちもありました。
訪問看護を開始する前はどんな状況で
したか
薬を飲み間違えたり、飲み忘れたりすることが結構ありました。今思えば仕事もオーバーワークでいっぱいいっぱいだったと思います。
担当者とどのような取り組みをしていま
すか
薬カレンダーに薬を一緒にセットしています。薬を飲み忘れないようにしようと言われています。
診察の時に主治医の先生に言おうと思っていたことを忘れてしまったり、言いにくかったりすることを、訪問の時に用紙にまとめてくれます。ゆっくり相談に乗ってくれるので、緊張しないでいれます。
主治医の先生に、看護師さんがまとめてくれた用紙を渡すだけで良い時もあるので気持ちが楽です。
何か変化はありましたか
前はなんでもひとりで抱え込んでいたので、今は自分のことを理解してくれる人がいて、それがすごく嬉しいです。少し前向きな気持ちも出てきたと思うこともあります。
実際に始めてみてどう思いましたか
訪問看護は最初必要ないかなと思ってましたが、そんなことなくて今じゃないと困ります。
私の普段からの調子を整えるためにも、看護師さんの存在はすごくありがたいです。
断らなくて本当に良かったです。
担当者はどんな人ですか
普通の会話をしてくれるので、それが嬉しいです。私のことを大事にしてくれている感じもします。
あまり友達がいなかったので嬉しいです。
人と話す事が苦手です。診察の時も何も言えないことが多くて困っていました。自分の気持ちを伝えるのが苦手です。
何か大変なことなどありますか
心の支えになっています。なくては困る存在です。
こころのあいについて教えて下さい
これからもお世話になりますので、よろしくお願いします。
最後にひとことお願いします
担当スタッフからのコメント
とても繊細で優しい気持ちをお持ちの利用者様です。
器用でモノづくりも得意で、多彩な才能をお持ちです。
訪問看護では、利用者様が素直に気持ちを表出できるような関りを目指しています。
気を遣い過ぎて、相手の気持ちを深読みしてしまうことがあります。一緒にバランスの良い考え方を練習しています。主治医の先生に思ったことが言えないことが多いため、「訪問時に次回診察に行ったらこういう風に伝えてみよう」と一緒に考えています。また、診察時のシートを利用して、事前に質問したい事や相談したいことをまとめています。
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